格安SIMにデメリットはある?
メリットや注意点を詳しく解説

月々のスマホ料金を抑えたいと考えたとき、格安SIMを検討する人も多いでしょう。最近では、通信費の節約を目的に、大手キャリアから乗り換える人も増えています。しかし、格安SIMは、「本当に不便なく使えるのか」「安い分、何かデメリットがあるのでは?」と不安に感じている人も多いかもしれません。
この記事では、格安SIMの主なデメリットを詳しく説明するとともに、メリットや注意点についても解説します。
格安SIMの契約前に知っておくべきデメリット
格安SIMには、大手キャリアと比べて不便に感じる点もあるため、契約前にデメリットを理解することが重要です。利用シーンによっては、下記のようなデメリットを感じることがあるので注意しておきましょう。
<格安SIMのデメリット>
- ・初期設定を自分で行う必要がある
- ・混雑時に通信速度が低下しやすい
- ・最新機種など端末によっては利用できないものがある
- ・キャリアメールは原則引き継げない
- ・年齢確認しなければLINEのID検索が利用できない
- ・店舗数が少なく、対面サポートを受けにくい
- ・プランによっては通話料金が割高になる可能性がある
- ・大容量・使い放題のプランがない場合もある
- ・家族割引やセット割引がない場合もある
- ・口座振替にできない場合が多い
- ・大手キャリアよりも災害時での機能性が劣る場合もある
1.初期設定を自分で行う必要がある
格安SIMのデメリットとして、契約後の初期設定を自分で行わなければならない点が挙げられます。大手キャリアのように、店頭でスタッフが設定を代行するサービスが少なく、APN設定(アクセスポイントの設定)やSIMカードの挿入、データ移行などを自分で行わなければなりません。
スマホの設定に慣れていない人にとってはハードルが高く、「うまく接続できない」「設定方法がわからない」といったトラブルに直面する可能性があります。
キャリアによっては、オンラインサービスで初期設定のサポートを受けられる場合もあるので、確認してみるといいでしょう。例えば、九電グループのQTnetが提供する格安スマホ・SIMの「QTモバイル」なら初期設定をオンラインや電話で相談できるサービスがあります。また、店舗では、データ移行を無料でショップスタッフがサポートします。
APN設定について、下記の記事を参考にしてください。
iPhoneでAPN設定する方法 ポイントはAPN構成プロファイルのインストール
AndroidスマホでAPN設定する方法 格安スマホ・格安SIMの機種変更で必要になる「APN設定」とは?
SIMカードについて、下記の記事を参考にしてください。
2.混雑時に通信速度が低下しやすい
格安SIMは、回線が混雑する時間帯には通信速度が低下しやすいのもデメリットです。特に、通勤・通学時間帯やお昼休みの時間帯は、多くの人がインターネットを利用するため、動画の再生が遅くなったり、Webページの読み込みに時間がかかったりすることがあります。
「いつでも快適にインターネットを使いたい」と考えている人にとっては、注意が必要です。
3.最新機種など端末によっては利用できないものがある
格安SIMのデメリットの1つに、最新のスマホや特定の端末が利用できないケースもあります。端末によっては対応する回線が限られていたり、SIMロックが解除されていないと使用できなかったりすることがあるため、事前の確認が必要です。
特に、海外製のスマホを使用する場合は、格安SIMに対応しているかどうか注意しましょう。
4.キャリアメールは原則引き継げない
格安SIMに乗り換える場合、これまで利用していたキャリアメール(@docomo.ne.jp、@softbank.ne.jpなど)が使えなくなるデメリットもあります。キャリアメールを登録しているサービスが多い場合は、GmailやYahoo!メールなどのフリーメールに移行する手間が発生します。
一部のキャリアでは、格安SIMに乗り換えた後も月額料金を払えばメールアドレスを継続できる持ち運びサービスを提供していますが、追加料金が発生する点に注意が必要です。
キャリアメールについて、下記の記事を参考にしてください。
5.年齢確認しなければLINEのID検索が利用できない
一部の格安SIMでは、年齢確認ができないため、LINEのID検索機能や電話番号を使った友達追加が行えないデメリットもあります。そのため、新しくLINEの友達を追加する際には、ID検索ではなくQRコードや招待メールなどの機能を使います。
特に、子供にスマホを持たせる場合は、この仕様を理解した上で、別の方法で連絡先を交換できるように準備しておきましょう。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です
子供のスマホについて、下記の記事を参考にしてください。
6.店舗数が少なく、対面サポートを受けにくい
格安SIMのデメリットとして、大手キャリアと比べて実店舗が少なく、対面でのサポートを受けにくい点が挙げられます。スマホの操作方法やトラブルが発生した際に、気軽に店頭で相談できない場合があるため、オンラインサポートやFAQなどを活用して、解決しなければならないケースも出てきます。
スマホの操作に慣れておらず、直接スタッフに相談しながら契約したい人にとっては不安に感じることもあるでしょう。
7.プランによっては通話料金が割高になる可能性がある
格安SIMは、通話料金が大手キャリアと比べて安いことが魅力ですが、プランによっては割高になるデメリットもあります。特に、かけ放題プランがなかったり、30秒あたりの通話料が高めに設定されていたりするほか、家族間・同キャリア間の無料通話サービスも用意されていないことが多くあります。
通話をよく利用する場合は、LINEなどのアプリを利用したり、かけ放題オプションがある格安SIMを選んだりすると、コストが抑えられます。例えば、「QTモバイル」なら、「10分間かけ放題」(880円/月)、「無制限かけ放題」(1,600円/月)などのオプションがあるので、電話をよくかける人でも安心です。
8.大容量・使い放題のプランがない場合もある
格安SIMの中には、大容量や無制限プランを取り扱っていない場合があることも注意が必要です。動画を頻繁に視聴したり、テザリングを利用したりする場合は、データ容量が不足しやすい状況になることもあるでしょう。特に、月に20GB以上使う人は、契約前にデータ容量の上限を確認し、自分の使用状況に合ったプランを選ぶことが重要です。
9.家族割引やセット割引がない場合もある
一部の格安SIMには、大手キャリアのような家族割引やセット割引がない場合もあります。家族全員でスマホを利用する場合や、インターネット回線とのセット契約で割引を受けていた家庭は、乗り換え後の料金が想定より高くなる可能性もあるでしょう。
乗り換えを検討する際は、現在の割引内容と比較し、どのくらいの節約ができるかを事前に試算することが重要です。
「QTモバイル」は格安スマホでありながら、九電グループのセット割を受けることができます。QTモバイルと電気(九電)の利用で110円、QTモバイルと光インターネット(BBIQ)の利用で220円、QTモバイルと電気(九電)、BBIQすべて利用していれば330円の割引が適用されます。
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10.口座振替にできない場合が多い
格安SIMは、クレジットカード払いが基本で、口座振替に対応していないケースが多いデメリットもあります。クレジットカードを持っていない人や、口座引き落としを希望する人にとっては、不便に感じることがあるかもしれません。
ただし、一部の格安SIMでは、特定の条件を満たすと口座振替が利用できる場合もあるため、契約前に支払い方法を確認しておきましょう。例えば、「QTモバイル」に申込む際は、BBIQ利用者であれば、銀行口座からの引き落としも可能です。
11.大手キャリアよりも災害時での機能性が劣る場合もある
格安SIMのデメリットとして、災害時に通信が混雑しやすく、緊急時の通話やデータ通信が制限される可能性もあります。また、NTTの「災害用伝言ダイヤル(171)」が利用できないため、災害時の安否確認手段としては別の方法を用意する必要もあるでしょう。さらに、緊急速報メールの受信に対応していない場合があるため、気象警報や避難指示などの情報を逃すリスクも考えられます。
格安SIMを使う場合は、「事前に家族との集合場所を決める」「災害時でも安否確認ができる方法を探す」「防災アプリをインストールする」などの対策が必要です。
格安SIMを利用する場合は、これらのリスクを理解した上で、災害時の通信手段を確保しておきましょう。
格安SIMのメリット
格安SIMにはデメリットもありますが、それを上回る魅力的なメリットも多くあります。大手キャリアにはない利点がたくさんあるので、検討する際の参考にしてみてください。
1.現在利用している端末を使えるケースが多い
格安SIMの大きなメリットの1つは、現在のスマホをそのまま使えるケースが多いことです。端末を買い替える必要がないため、初期費用を抑えつつ、格安SIMに乗り換えることができます。特に、SIMフリー端末やSIMロックを解除したキャリア端末を持っている場合は、そのまま利用できる可能性が高いでしょう。
ただし、格安SIMの回線によっては一部の端末で動作しないこともあるため、事前確認が大切です。
格安SIMの乗り換えについて、下記の記事を参考にしてください。
2.毎月のスマホの月額料を抑えられる
格安SIMの最大のメリットは、スマホの月額料金を大幅に削減できることです。大手キャリアでは月額5,000~9,000円ほどかかることもありますが、例えば、「QTモバイル」の格安SIMなら通常料金で月額1,100~3,300円で利用できます。また、電気(九電)とBBIQをご契約の場合は、月額880円~利用できておトクです。
特に、データ通信量が少ない人や、Wi-Fi環境をメインで利用する人にとっては、格安SIMを選ぶことで大きな節約につながります。
QTモバイルで節約する場合について、下記の記事を参考にしてください。
3.キャンペーンを利用すれば初期費用などがおトクになる
格安SIMなら実店舗のサービスが充実しているQTモバイルがおすすめ
格安SIMはコストを抑えられる半面、通信速度の低下や、実店舗が少なくサポートを受けにくいといったデメリットもあります。特に、スマホの設定に不慣れな人や、トラブル時に対面サポートを求める人にとっては、事業者選びが重要になります。
「QTモバイル」は、九電グループが提供する格安SIMサービスで、全国でつながりやすいドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しています。
さらに、電気(九電)や光インターネット(BBIQ)とセットで利用すると、月額最大330円の割引が適用され、よりおトクに使うことができます。通話オプションも充実しており、「10分間かけ放題」「無制限かけ放題」など、ライフスタイルに合わせたプランが選べるのも魅力です。
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よくある質問
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- ※本ページに記載されている情報は、2025年4月時点のものです。サービス提供を行う各社により、予告なく変更されている場合がございます。あらかじめご了承ください。
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