子供のスマホはいつから持たせる?
メリットと注意点を解説

近年、子供にスマホを持たせる家庭が増えています。「何歳から持たせるのがいいのか?」「どんなルールを決めるべきか?」と悩む保護者の方も多いでしょう。スマホを子供に持たせる前に、メリットとデメリットを理解し、適切な使い方を考えることが大切です。
この記事では、子供がスマホを持つタイミングの目安や、持たせるメリット・デメリット、使用時の注意点について詳しく解説します。
子供はいつからスマホを持たせるべき?
子供にスマホを持たせるタイミングは家庭ごとに異なりますが、小学校高学年が1つの目安になるでしょう。こども家庭庁「令和6年度青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)」によると、10歳を境に専用スマホを持つ割合が増え、65%以上の子供が自分専用のスマホを所有しています。11歳では70%以上、12歳では80%が専用スマホを持っており、小学生のうちに持たせる家庭が多くなっています。
また、同調査では10歳以上の小学生のインターネット利用率が97.2%に達しており、そのうち46.2%がスマホを利用しています。これらのデータから、小学生の段階でスマホが日常的なツールになっていることがわかります。
通学や習い事での連絡手段が必要になったときや、スマホのルールを守れるようになったタイミングが適切な時期といえるでしょう。スマホを持たせる前に、家庭でしっかりと使用ルールを決めておくことが重要です。
■インターネット利用率(機器、学校種別)

出典:こども家庭庁「令和6年度青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)」
※上記調査では在学中ではない人も含むため、青少年調査では「小学生」、「中学生」、「高校生」の合計値が「総数」に一致しない。
子供がスマホを持つメリット
子供がスマホを持つことで、連絡手段の確保や学習の幅が広がるといったメリットがあります。適切に活用すれば子供の生活を豊かにするツールになるといえるでしょう。
1.家族や友達との連絡がスムーズになる
子供がスマホを持っていれば、電話やメッセージアプリを使って家族や友達と簡単に連絡を取れるメリットがあります。例えば、学校の帰り道や習い事の後に、子供から「今から帰るね」とスマホで連絡できれば親も安心できるでしょう。また、緊急時でもすぐに連絡が取れることは大きなメリットです。
2.GPS機能で居場所がわかりやすくなる
スマホにはGPS機能が搭載されており、専用アプリを使えば子供の現在地をリアルタイムで確認できるメリットがあります。どこにいるかがすぐわかるため、外出時の安全対策としても活用できるでしょう。
3.学習アプリで勉強の幅が広がる
子供がスマホを学習ツールとして活用することで、家庭学習の幅を広げられるというメリットがあります。スマホには、英語の発音を学べるアプリや、算数の問題を解説付きで学べるアプリなど、勉強に便利なツールが豊富にあります。さらに、電子辞書やプログラミング学習アプリも利用できるため、子供の興味や得意分野を伸ばすきっかけにもなるでしょう。
4.ITリテラシーを早くから身につけられる
子供のうちからスマホを適切に活用すれば、ITリテラシーを身につけられるというメリットもあります。近年では、ネットを活用する機会が増えており、適切な使い方を学ぶことが重要視されています。検索方法や正しい情報の見極め方、SNSでのマナーなど、小さいうちから学ぶことで、安全にインターネットを利用できるスキルが身につくでしょう。
5.子供がスマホを持つデメリット
子供がスマホを持つことで便利になる半面、勉強や健康への影響、トラブルのリスクなどのデメリットもあります。メリットだけでなくデメリットも理解し、適切なルールを決めることが大切です。
6.勉強や健康への悪影響が心配される
子供がスマホを持つデメリットの1つは、勉強や健康に悪影響を及ぼす可能性があることです。動画視聴やゲームに夢中になりすぎると、宿題や勉強の時間が削られ、学習習慣が乱れることもあるでしょう。また、夜遅くまでスマホを使うことで、睡眠不足になりやすく、集中力の低下や生活リズムの乱れにつながることも指摘されています。
7.有害なサイトにアクセスするリスクがある
インターネットには、不適切なコンテンツが多く含まれており、子供がアクセスしてしまうリスクもあります。成人向けサイトや暴力的な動画、フェイクニュース、詐欺サイトなど、子供にとって有害な情報が簡単に手に入ってしまう環境があるため、適切な対策が必要です。
8.スマホを通じた、いじめに巻き込まれる危険がある
子供がスマホを持つデメリットに、ネットいじめに巻き込まれる可能性が挙げられます。友達とのコミュニケーションが簡単になる一方で、SNSやメッセージアプリを通じたトラブルも増えています。例えば、悪口を書かれたり、仲間外れにされたりする場合もあるでしょう。
9.アプリ課金による高額請求のリスクがある
子供がスマホを持つデメリットとして、アプリ課金による高額請求のリスクも挙げられます。スマホゲームなどでアプリ内課金により、親が知らないうちに多額のお金を使ってしまう危険があります。「無料」と思っていたゲームが実は一部有料で、アイテム購入や追加機能を利用する際に課金される仕組みが多く存在するため、子供が無意識に課金してしまう可能性もあるでしょう。
子供がスマホを持つ際の注意点
スマホは便利なツールですが、使い方によってはトラブルの原因になることもあります。子供が安心してスマホを使うためには、いくつかの注意すべき点があります。
1.使用時間や場所のルールを決める
子供のスマホの使いすぎを防ぐためには、使用時間や場所のルールを明確に決めておくことが大切です。例えば、「21時以降はスマホを使わない」「食事中はスマホをさわらない」といった家庭内でのルールを設けるといいでしょう。
また、親が一方的にルールを押し付けるのではなく、子供と話し合いながら決めることも大切です。なぜそのルールが必要なのかを説明し、納得した上でルールを守れるようにしましょう。
2.Webサイトへのアクセスを制限する
子供が不適切なサイトにアクセスするのを防ぐためには、Webサイトのアクセス制限を設定することが大切です。そのためには、有害なサイトやアプリへのアクセスをブロックする「フィルタリング機能」を活用しましょう。
スマホ本体にフィルタリング機能を設定するだけでなく、携帯キャリアが提供するオプション機能を利用するのも効果的です。例えば、QTモバイルでは、有害サイトから子供を守る「安心フィルタリング」をオプションで提供しています。危険なページやアプリをブロックするだけでなく、ネットの利用時間を設定できたり、利用状況を確認できたりするなど、安心の機能がついています。
3.ペアレンタルコントロールを活用する
子供がスマホを安全に使うために、ペアレンタルコントロールを活用するのもおすすめです。ペアレンタルコントロールとは、親が子供のスマホ利用を管理・制限する機能で、使用できるアプリの制限、スマホの利用時間の設定、不適切なサイトへのアクセス防止などができます。
例えば、夜間のスマホ利用を制限することで睡眠不足を防いだり、SNSを制限してネットいじめのリスクを減らしたりもできるでしょう。
スマホのOSによっても管理機能が用意されており、Androidでは「ファミリーリンク」、iOS(iOS 12以降)では「スクリーンタイム」などが利用できます。
4.子供用のスマホにぴったりなプランもあるQTモバイル
小学生になると専用スマホを持つ家庭も増えますが、長時間使用や課金トラブルのリスクもあるため、管理が欠かせません。子供にスマホを持たせるなら、料金や安全性を考慮したプラン選びが重要です。
子供にスマホを持たせるなら、九電グループのQTnetが提供する格安スマホの「QTモバイル」がおすすめです。全国でつながりやすいドコモ回線、au回線、ソフトバンク回線の3つから選べるうえ、月額1,100円(2GB)から利用できるコストを抑えながらスマホを持たせることが可能です。さらに電気(九電)・BBIQとセット利用で、毎月最大330円割引されて月額880円(2GB)からおトクにスマホを利用できます。
また、「端末補償サービス」が無料でついてくるので、補償内容には上限がありますが、もしも子供がスマホを落として壊してしまっても修理や交換などが可能です。
オプションで、最大5台まで修理・交換が可能な「端末補償サービス(ワイド)」や、有害サイトからお子さまを守る「安心フィルタリング」のほかなどがつけられます。
QTモバイルなら、コストと安全性のバランスを取りながら、子供のスマホデビューをサポートできます。「料金シミュレーション」もあるので、ぜひご活用ください。
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よくある質問
子供はいつからスマホを持たせるべき?
子供がスマホを持つメリットは?
子供がスマホを持つときの注意点は?
- ※本ページに記載されている情報は、2025年4月時点のものです。サービス提供を行う各社により、予告なく変更されている場合がございます。あらかじめご了承ください。
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