格安スマホの選び方は?
迷わない、失敗しないためのポイントを解説

近年、料金の安さやプランの柔軟性により、大手キャリアから格安スマホへ乗り換える人が増えています。しかし、格安スマホにはさまざまな種類やプランがあり、どれを選べばいいのか迷うこともあるでしょう。適切な選び方を知っておけば、料金を抑えつつ、自分に合ったスマホを選ぶことができます。
この記事では、格安スマホの選び方やメリット・デメリットのほか、どんな人におすすめなのかを解説します。
格安スマホの選び方
格安スマホを選ぶ際は、料金プランや通信速度、端末の種類、サポート体制など、いくつかのポイントを押さえることが大切です。下記のポイントを比較しながら、自分に最適な格安スマホを選びましょう。
<主なスマホの選び方>
- ・欲しいスマホの種類で選ぶ
- ・データ容量や料金プランで選ぶ
- ・店舗やサポート体勢で選ぶ
- ・おトクなキャンペーンで選ぶ
欲しいスマホの種類で選ぶ
格安スマホを選ぶ際は、取り扱い端末の種類が重要なポイントです。格安スマホの事業者ごとに購入できる機種が異なるため、希望のスマホがラインナップにあるかを事前に確認しておきましょう。
格安スマホの種類を選ぶ際にチェックする主なポイントは下記のとおりです。
<スマホの種類で選ぶ際の主なポイント>
- ・OSの違い(iOS/ Android OS)
- ・SIMカードの種類と対応機種
- ・5G通信対応の有無
- ・カメラの性能
- ・画面のサイズ
- ・デザインやカラー
- ・防水・防塵対応の有無
SIMカードのサイズについては、下記の記事を参考にしてください。
データ容量や料金プランで選ぶ
格安スマホを選ぶ際は、データ容量や料金プランが自分に合っているかどうかも大切です。月々のデータ使用量に応じたプランを選べば、無駄な出費を抑えることができます。
例えば、動画視聴やオンラインゲームをよく利用する人は、大容量プランや無制限プランが必要になります。一方で、Wi-Fi環境が中心の人やSNS・メッセージアプリをメインに使う人は、低容量プランでも十分な場合があり、月額料金を抑えることが可能です。
九電グループのQTnetが提供する「QTモバイル」では、動画視聴や大容量通信をしたい人向けの20GB・30GBプランから、月額1,100円で利用できる低容量プランまで幅広く用意されています。詳しくは「料金表」をご確認ください。
店舗やサポート体制で選ぶ
格安スマホ事業者の多くはオンライン契約が主流ですが、実店舗があるかどうかも選ぶ際のポイントになります。直接相談しながら契約したい人や、スマホの設定に不安がある人は、実店舗のサポートが充実している事業者を選ぶといいでしょう。
また、オンラインサポートが充実しているかどうかも確認し、トラブル時にスムーズに対応できる環境を整えておくことが大切です。
おトクなキャンペーンで選ぶ
格安スマホ事業者は、契約時にさまざまなキャンペーンを実施しているため、おトクな特典があるかをチェックするのも重要です。例えば、初期費用無料、月額料金割引、キャッシュバックなどの特典が用意されていることがあります。
特に、乗り換えキャンペーンを利用すると、大幅な割引が適用される場合もあるため、契約前に確認するとよいでしょう。
格安スマホの乗り換えについては、下記の記事を参考にしてください。
格安スマホの安さの秘密
格安スマホとは、スマホ端末と格安SIMの料金プランをセットにしたサービスのことで、通信設備の維持コストを抑えているため、利用料金が安く設定されています。
大手キャリアが自社で通信回線を運用しているのに対し、格安スマホは大手キャリアの回線を借りてサービスを提供しているため、回線維持のコストがかからず、料金を安く抑えられるのが特長です。
■格安スマホの仕組み

また、大手キャリアでは毎月5,000~9,000円ほどかかるスマホの利用料金も、格安スマホなら1,000円未満のプランを用意している事業者もあり、大幅なコスト削減が可能です。さらに、実店舗を持たずにオンラインで契約・サポートをすることで、運営コストを削減し、その分料金を低く抑えています。
格安スマホのメリット
格安スマホは、大手キャリアと同じように利用できるにもかかわらず、月々のコストを大幅に抑えられる点が大きな魅力です。ここからは格安スマホのメリットを見ていきましょう。
<格安スマホのメリット>
- ・対応のエリアは大手キャリアと変わらない
- ・現在利用している端末が使える
- ・自分に合ったプランで毎月のスマホの月額料を抑えられる
- ・キャンペーンを利用すれば初期費用などがおトクになる
対応のエリアは大手キャリアと変わらない
格安スマホのメリットの1つは、大手キャリアと同じエリアで通信できることです。格安スマホは、大手キャリアの回線を借りて運営されているため、基本的に対応エリアは大手キャリアと変わりません。
そのため多くの場合、都市部だけでなく、地方でも安定した通信環境を利用できます。
ただし、一部の事業者では利用できる回線が限られるため、契約前に対応エリアを確認すると安心です。
現在利用している端末が使える
格安スマホのメリットとして、今使っているスマホをそのまま利用できる点が挙げられます。SIMフリー端末やSIMロックを解除したスマホを持っていれば、新しく端末を購入しなくても利用可能です。
これにより、初期費用を抑えながら乗り換えができるため、コスト面でも大きなメリットがあります。ただし、端末によっては格安SIMと相性が悪い場合もあるため、事前に対応状況を確認することが重要です。
SIMロック、SIMフリーについては、下記の記事を参考にしてください。
SIMロック解除については、下記の記事を参考にしてください。
自分に合ったプランで毎月のスマホの月額料を抑えられる
格安スマホは、利用者のデータ使用量に応じてプランが用意されているため、無駄なくコストを抑えられるメリットがあります。例えば、データ通信をあまり使わない人向けの低容量プランや、Wi-Fi環境をメインで利用する人向けの低料金プランなどが充実しています。
格安スマホは、自分の利用スタイルに合った最適なプランを選ぶことができ、毎月の通信費を大幅に節約可能です。
キャンペーンを利用すれば初期費用などがおトクになる
格安スマホのデメリット
格安スマホには料金のさまざまなメリットがありますが、一方で注意すべきデメリットもあります。格安スマホを契約する前に、下記の点を確認することが大切です。
<格安スマホのデメリット>
- ・自分で初期設定をする場合が多い
- ・混雑時に通信速度が不安定になりやすい
- ・プランによっては通話料金が割高になることもある
- ・店舗が少ない場合が多く、相談しにくい
自分で初期設定をする場合が多い
格安スマホのデメリットの1つは、SIMカードの挿入やAPN設定などの初期設定を自分で行う必要があることです。大手キャリアでは、購入時にスタッフが設定を代行する場合もありますが、格安スマホの場合は自分で対応しなければなりません。
スマホの設定に慣れていない人にとっては、設定方法がわからず、インターネットに接続できないといったトラブルが発生する可能性もあります。
事前に設定方法を確認し、不安な場合はサポート体制が整った事業者を選ぶとよいでしょう。「QTモバイル」なら初期設定をオンラインで相談できるサービスがあります。また、店舗では、データ移行を無料でショップスタッフがサポートします。
APN設定について、下記の記事を参考にしてください。
iPhoneでAPN設定する方法 ポイントはAPN構成プロファイルのインストール
AndroidスマホでAPN設定する方法 格安スマホ・格安SIMの機種変更で必要になる「APN設定」とは?
SIMカードについて、下記の記事を参考にしてください。
混雑時に通信速度が不安定になりやすい
格安スマホは、大手キャリアの回線を借りて運営されているため、回線が混雑する時間帯には通信速度が低下しやすいデメリットもあります。特に、通勤・通学時間帯や昼休みなど、多くの人がスマホを利用する時間帯は速度が落ちることもあるでしょう。
動画視聴やオンラインゲームを頻繁に利用する人にとってはストレスを感じる可能性もあります。
プランによっては通話料金が割高になることもある
格安スマホのデメリットとして、通話料金が大手キャリアよりも割高になる場合がある点も挙げられます。通話定額プランが用意されていない場合、通話料が高くなることもあり、通話の頻度が高い人にとっては不便に感じることもあるでしょう。
対策として、通話定額オプションを提供している格安スマホの事業者を選んだり、LINE通話などのインターネット通話を活用したりすることで、通話コストを抑えることができます。例えば、「QTモバイル」なら、「10分間かけ放題」(880円/月)、「無制限かけ放題」(1,600円/月)などのオプションがあるので、電話をよくかける人でも安心です。
店舗が少ない場合も多く、相談しにくい
格安スマホのデメリットには、実店舗が少なく、対面でのサポートを受けにくい点もあります。大手キャリアのように全国に多数の店舗があるわけではなく、多くの格安スマホ事業者はオンラインサポートが中心です。
そのため、スマホの設定やトラブル対応を自分で行う必要があり、スマホの操作に不慣れな人にとっては不便に感じることがあります。サポートを重視する場合は、実店舗がある格安スマホを選ぶと安心です。「QTモバイル」なら、九州各県にショップがあるので、新規受付や機種変更、初期設定のサポートが受けられます。QTモバイルのショップについては「ショップ一覧」をご確認ください。
格安スマホ・格安SIMのメリット・デメリットについて、下記の記事を参考にしてください。
格安スマホがおすすめの人
格安スマホは、スマホの使い方によっては大手キャリアよりもコストを抑えながら快適に利用できる選択肢になります。特に、下記のような人には格安スマホが向いているといえます。
<格安スマホがおすすめの人>
- ・通話や通信量が少ない
- ・キャリアメールをあまり利用していない
- ・スマホがもう1台ほしい
- ・海外旅行や出張が多い
通話や通信量が少ない
スマホの利用が通話やSNS、インターネット検索程度の人は、格安スマホを選ぶことで大幅にコストを削減できます。大手キャリアの大容量プランは不要な場合が多く、低容量のプランを選ぶことで、月額料金を1,000円台に抑えることも可能です。
キャリアメールをあまり利用していない
GmailやYahoo!メールなどのフリーメールをメインで使っている人は、キャリアメールが使えなくなる格安スマホに乗り換えても、支障はほとんどないでしょう。近年では、多くのサービスがキャリアメール以外のアドレスにも対応しているため、メールの使い勝手が変わることは少なくなっています。
キャリアメールについて、下記の記事を参考にしてください。
スマホがもう1台ほしい
仕事用やサブ端末として2台目のスマホを持ちたい人にも、格安スマホはおすすめです。月額料金が安いため、サブ端末用に回線を維持しやすく、ビジネスやゲーム用、テザリング用など用途に合わせた使い分けができます。
海外旅行や出張が多い
海外によく行く人は、現地のSIMカードを入れ替えて使うことで、通信費を抑えられる格安スマホが便利です。SIMフリーのスマホを使えば、現地のプリペイドSIMを挿して安価に通信を利用できるため、ローミング料金を気にする必要がありません。
格安スマホの海外利用については、下記の記事を参考にしてください。
格安SIMなら実店舗のサービスが充実しているQTモバイルがおすすめ
格安スマホを選ぶ際は、料金の安さだけでなく、サポート体制も重要なポイントです。特に、初めて格安スマホを利用する方や、サポートを重視する方にとっては、実店舗の有無やサポート内容が大きな判断材料になります。
九電グループのQTnetが提供する格安スマホサービス「QTモバイル」は、全国でつながりやすいドコモ・au・ソフトバンクの3回線に対応しています。また、九州各県に実店舗があるため、契約時の相談や初期設定のサポートを受けやすいのも特徴です。
さらに、電気(九電)とBBIQと「QTモバイル」をセットで利用すると、月額最大330円の割引が適用され、よりおトクにスマホを使うことができます。通話オプションも充実しており、「10分間かけ放題」や「無制限かけ放題」など、ライフスタイルに合わせたプランが選べるのも魅力です。
■QTモバイルのセット割やサービス例
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おすすめのオプション
格安スマホを検討している方は、料金・サポート・通信の安定性を兼ね備えたQTモバイルをぜひチェックしてみてください。
よくある質問
格安スマホはどのように選べばいい?
格安スマホはなぜ安い?
格安スマホはどんな人におすすめ?
- ※本ページに記載されている情報は、2025年4月時点のものです。サービス提供を行う各社により、予告なく変更されている場合がございます。あらかじめご了承ください。
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